ファクト#11 寿司と”Sushi”

sushi-sushi出所: Wikipedia Common

JinK:  ビショップさん、この前、アメリカでSushiを食べたよ。

Bishop:  美味しかったですか?

JinK: 思いの外、美味しかったけど、日本の寿司とは別物だね。

Bishop:  どういうことですか?

JinK: アメリカのSushiは、巻物にアボガド入れたり、てんぷら入れたり、ツナを

唐辛子ソースでスパイシーにしたり、何か、いろいろ入っているよね。

名前も、芋虫ロールやドラゴンロールみたいに変わった名前が多いね。

Bishop: そうですね。僕もカリフォルニア巻は好きですよ。

JinK: そうそう、これは、日本ではないなっていう組み合わせが、

意外に美味しかったりするよ。

Bishop: でも、やっぱり日本の寿司は、奥が深いというか、味わい深いというか、

美味しいですよ。何が、違うんでしょうね。

JinK: 寿司に対するアプローチの違いかな。

Bishop: というと?

JinK: 日本は、素材の良さを最大限引き出すこと、そのことのみに焦点をあてて、

何年も何年も技を磨いていく。素材の吟味から、鮮度管理、刺身の切り方から、

シャリの炊き具合、またシャリを握る硬さも含め、基本を磨いていく。

基本もできていないで、変に独創性を出そうとするのは邪道だと思われる。

武道の世界にも通じるものがあるね。

Bishop: 確かに日本の寿司職人の所作は、無駄がなくて、美しい動きですね。

JinK: 日本の寿司職人は、ビニールの手袋していないでしょう。それは、生の手で、

シャリの温度や硬さを感じながら、握ることで、最高のものが出せるんだ。

でも、アメリカでは、基本手袋をするよね。ナマ物だから、衛生上、

綺麗にしなければならない。それもわかるけど、日本で、寿司職人が手袋を

していたら、全てが台無しだね。

Bishop:  なるほどね。

JinK: でも、アメリカのアプローチも面白いと思うんだ。

Bishop: どういうことですか?

JinK: アメリカのSushiは、組み合わせを変えることで、面白さを出そうとしている。

失敗も数多くあると思うけど、これはありかなと思うものもあったりして、独創的だよね。

面白いと思うものは、なんでも実験していくというダイナミズムがあるよ。

日本の寿司では掟破りみたいなことがいっぱい出てくる。

Bishop: 確かに、へぇー、こんな組み合わせも意外といけるな、みたいなものがありますよね。

JinK: そうそう。アメリカでsushiを食べるなら、中途半端な日本の寿司を食べるより、

そういうアメリカの創作Sushiの方が、楽しくていいかもしれないね。

Bishop:  僕もそう思います。

JinK: でもね、アメリカの人にも、組み合わせの妙ではなくて、基本を突き詰めていくことで、

一口、口に入れるだけで、ため息が出るような感動をする寿司が日本にはあるということを

知ってほしいな。これは、てんぷらや日本酒にも言えることだけど。日本食はブームだけど、

本当の日本食を海外の人は知らないと思うんだよね。

Bishop: へっ、へっ、へっ..

JinK: どうしたの、ビショップさん?

Bishop:   僕は、知ってますよ。本当の美味しさを。明日いくんですよ、あの寿司屋。

JinK:  えっ、ずるいなー。

Fact#11 日本の寿司とアメリカのSushiは、別物である

 by Bishop & JinK.

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