ファクト#10 義理チョコ vs. 本命チョコ?

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Bishop:  JinKさん、ちょっと、問題がありまして。。。

JinK:  どうしたの?

Bishop:  えっと、ご存知のように、今日は、バレンタインデーじゃないですか。

JinK:  そうだね。チョコレートもらった?

Bishop:  もらいましたよ。でも、妻からじゃないんです。女性の同僚から、チョコレートをもらったんですよ。

それで、困っていまして。どこに隠そうか悩んでいるところなんです。妻にやきもちを焼かれると困るので。

JinK:  多分、困ることはないよ。 Bishopさん、日本のバレンタインデーを知らないの?

Bishop:  どういう意味ですか?JinK:  日本では、バレンタインデーに女性から男性にチョコレートを

あげることが慣習なんだよ。男性から女性にではないよ。しかも、ほんの気持ちとして、日ごろの感謝の印

として贈ることもあるんだよ。別に、ビショップさんに恋愛感情があるわけではないと思うんだよね。

特に、会社でもらうチョコレートの場合はそうだね。

Bishop: なるほど、ということは、バレンタインデーは、日本では、恋愛感情抜きということですか?

でも、バレンタインなのに、それは、変な気がしますが。

JinK:  そのとおりだね。実は、日本のバレンタインデーには、2種類のチョコレートがあるんだよ。

多くの場合は、’義理’チョコ。礼儀として、あるいは、お世話になっている上司や同僚に

感謝の印としてあげるものだね。

Bishop:  ’義理’ってなんですか?

JinK:  英和辞書で見ると、義務(obligation)となっているけど、少し違うね。

義は、正義(justice)、理は、ことわり(reason)の意味で、本来は、人として守るべき正しい道、

あるいは行動規範みたいなものといってもいいと思うよ。お世話になった人に感謝の気持ちを

伝えるのは、人として正しい道だね。ただ、お世話になってなくても、上司だから義理チョコを

あげるという場合もあるから、その場合は、義務感がある。義理は、人として守るべき

正しい道でもあり、社会的に従う義務でもあるという、そういうことかな。

Bishop:  難しいですね。たとえて言えば、日本のお中元やお歳暮みたいなものですか?

JinK: ビショップさんは、日本の慣習をよく知っているね。お世話になった人に、半年に一度は

挨拶をしようということで、夏と年末に日ごろの感謝と健康を願う気持ちを贈り物で伝えるのが、

お中元とお歳暮だね。お中元やお歳暮の場合は、一旦贈ると、止め時が難しいね。

去年は、送ったのに、今年は送らないとなると、受け取る側もいい気持ちはしないからね。

一度送るとその人が亡くなるまで贈り続ける覚悟がないといけないという人もいるね。

それに比べるとバレンタインデーは、もっと、気楽だね。値段も安いし、

だいたい買うものも決まっているし、しかも、ホワイトデーのときにお返しがもらえる

というメリットもあるし。

Bishop:  ホワイトデー?何ですか、それは?

JinK:  ホワイトデーは、3月14日。バレンタインデーの1ヶ月後で、バレンタインデーで

チョコレートをもらった男性が女性にお返しをする日だね。一般的には、もらったものの2倍から

3倍の値段のものを返すべきだといわれているね。

Bishop: なるほど。やはり男性が一番払うのは変わりないですね。

そうすると、日本のバレンタインデーは義理で贈るだけですか?アメリカでは小学校までは、

義理でクラス全員にカードを渡さないといけないというのがあるんですが、似ている感じがしますね。

でも恋愛感情抜きのバレンタイン・デーって、なんかさびしい感じがします。

JinK: いや、多くの場合は、そうだけど、’義理’チョコととは違う’本命’チョコもあるから。

本当に好きな人にあげるチョコレート。Bishop: 本命チョコですか?でも、それは、紛らわしいですよね。

どうやって、義理チョコなのか、本命チョコなのかを見分けるんですか?

JinK: それは、簡単だよ。義理チョコの場合は、値段が安いし、お店で買ったものが多いけど、

本命チョコの場合は、高価なものだし、手作りの場合も多いよ。

メッセージのカードも違うと思うし。

Bishop: 面白いですね。本命チョコについては、わかりました。西洋の慣習から来ているものだから、

分かりやすいですね。でもまだ理解できないのは、義理チョコの慣習は、

どうやってはじまったんでしょうか?すでにお中元やお歳暮のような感謝の気持ちを表す

慣習はあったんですよね。

JinK: 鋭いポイントだね。もちろん、お中元やお歳暮のように堅苦しくなく、気軽に贈れるというのがあるかな。

日ごろ感謝しているだけど、わざわざお中元やお歳暮を贈るまでもないというニーズを

とらえていると思うよ。ただ、学生の場合は、義理チョコがあると、本命チョコを渡しやすくなる

というのもあるかもね。日本では、女性から、そんなに気安く告白するということは少ないと思うし。

Bishop: どういうことですか?

JinK: つまり、バレンタインデーが、女性が、自分の気持ちを告白するのに良い口実になるということ。

義理チョコをあげれば、本命チョコを渡す抵抗感も少なくなるということかな。

Bishop: なるほど、ということは、同僚からの義理チョコだと思っていたら、箱を開けてみると

違っていたということがあるということですか?

JinK: そのとおりだね。ところで、ビショップさんは、チョコの箱、開けてみたの?

Bishop: え、それが、まだなんですよ。ちょっと待ってください。あけてみますね。

えーっと。JinKさん、どう思います?

JinK: ビショップさん、すごく、凝ったチョコレートだね。これは、、、

Bishop: えーっ、困りましたね。本命ですか?困っちゃったな。

ダイエット中だけど、全部食べるしかないですね。

JinK: ビショップさん、何か嬉しそうだね。でも、残念ながら、それは、義理チョコだね。

Bishop: ということは、3倍返しの義務があるということですか?

JinK:  そうだね、それが、日本の正義かな(笑)

Fact #10: 日本では、義理チョコ文化もあり、バレンタインデーに送られるチョコレート消費量は、約500億円。

1日で、年間チョコレート消費量の10%強を占める

 by Bishop & JinK.

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