ファクト#4 アメリカの青信号はなぜ短いか?

blog#4

Bishop:  JinKさん、なぜ、ニワトリは、道路を渡ったのでしょうか?

JinK:  えっ、ニワトリ? 何、言っているの?

Bishop:  アメリカのジョークですよ。

JinK:  あっ、そう。よくわからないな。で、何で、ニワトリは、道路を渡ったの?

Bishop:  向こう側に行くため! でした。

JinK:  えっ……それって、ジョーク?

Bishop:  そうですよ。厳密には、ジョークにならないジョークみたいな。

みんな、オチを期待するでしょう。でもオチがないというものです。

JinK:  アメリカ人は、独特なユーモア感覚を持っているんだね。

Bishop:  そうなんです。アメリカ人特有のジョークのセンスがありますよね。

このジョークは、子供の頃にアメリカ人全員が学ぶ有名なジョークの一つなんですよ。

ところで、道路を渡ると言えば、最近気になっていることがありまして...

JinK:  何、その気になっていることって?

Bishop:  日本の横断歩道にある信号って、違和感あるんですよね。

JinK:  青信号の後は、アメリカは赤点滅だけど、日本は青点滅だからね。

Bishop:  それもそうなんですが、信号が変わるタイミングに違和感があるんですよ。

JinK:  えっ、アメリカの信号機のほうが違和感あるけど。

アメリカだと、Walkのサインが出てから数秒で、すぐ、Don’t walkって赤く点滅し

始めるじゃない。

日本だったら、青信号長くて、点滅が始まるまで、10秒から20秒くらいあるよ。

アメリカ人は、信号守らないから、あんまり関係ないのかもしれないけど。

Bishop:  たしかに、その通りなんですが。でも、青信号から赤信号になる時間は、

場所にもよるんですが、実は、あんまり変わらないんですよ。

最も大きな違いは、アメリカの信号は、点滅の時間が長くて、日本の信号は、

点滅の時間が短いんです。

アメリカだと、赤く点滅を始めても、渡りきるのに十分な余裕があるんですが、

日本の場合は、走って渡るか、戻るかしなければならないですよね。(ビデオ参照)

日本の仕組みは、特に、年配の方には、危険じゃないかと思うんです。

僕もあんまり走りたくないですし。

JinK:  言われてみるとそうかもね。でも、日本だと年配の人がいたら、さすがに、

渡りきるまで、車が待つと思うけど。

青信号が長いことのメリットもあるよ。日本だと、横断歩道から少し離れていても、

青信号だったら、走れば、間に合うもんね。

アメリカだと、青信号だっと思った瞬間に点滅しはじめるから、絶対に間に合わない。

次に信号が青になるまで待たなきゃいけないよね。

Bishop:  それは、面白いポイントですね。確かに、日本だと、横断歩道へ、駆け足で走る人

よく見かけますね。

JinK:  日本人は、ちゃんと信号守るからね。車が来てなくても、信号に従う。

アメリカ人は、信号守らない人が、圧倒的に多いよね。

車来てないんだから、渡るのが合理的みたいな感じだね。交通整理のお巡りさんも、

赤でも渡らせるしね。

それはそれで、無駄に待たなくていいから、いいところなんだけど。

それより、気になるのは、「アメリカでは、なぜ、青信号がそんなに短いのか?」

ということだね。

Bishop:  んーそうですね、それは、法律と個人の責任に対する考え方の違いに関係があるようですよ。

実は、気になったので、日本とアメリカの法律を調べてみたんですよ。

アメリカでは、横断歩道の青信号の長さは、少なくとも7秒、特殊なケースでは4秒で

なければならないとなっています。確かに、非常に短いですよね。

それから、赤の点滅の長さは、秒速4フィート(約1.2メートル)で歩く人が道路を渡りきる

のに十分な時間があるように設定されなければならないとなっています。

年配の歩行者が多いエリアだと、そのスピードは、秒速3〜3.5フィート

(約0.9〜1.05メートル)に調整するんですよ。

つまり、歩行者が道路を安全に渡りきる十分な時間を確保するために、赤の点滅を長めにとる。

結果的に青信号が短くなるということのようです。

アメリカだと、道路を渡りきるのに十分な時間がなくて、車に引かれた場合、政府に対して

訴訟を起こすことが想像できますよね。

だから、訴訟をさけるために、政府が保守的になるという例だと思うんです。

JinK:  なるほどね。安全を確保するため、ひいては、訴訟を回避するために信号の時間を

決めるんだ。面白いね。

Bishop:  一方で、日本では、似たような規制を見つけることは出来ませんでした。

でも、歩行者が守るべき法律は見つけましたよ。

「横断歩道の信号機が点滅し始めたら、、、」いいですか、日本の法律は、こういっていますよ。

「歩行者は、横断を始めてはならない。既に横断を始めている歩行者は、すみやかに渡りきるか、

渡るのをやめて戻らなければならない」

だから、日本では、安全にしておく責任は、歩行者にあるんですよ。

JinK:  それは、大きな違いだね。政府に責任があるのか、個人に責任があるのかということか。

それにしても、アメリカは、すぐ訴訟問題になるよね。

Bishop:  そうですね。強い法制度に守られているということはいいことなんですが。

無駄で過度な事務手続きにつながることもありますね。

数年前に、一羽のニワトリが、信号無視で、54ドルの罰金を課せられた記事を読んだこと

を思い出しましたよ。

JinK:  それは、びっくりだね。どうやって、ニワトリに、何か罰金を課すことができるの?

Bishop:  実際は、ニワトリの持ち主に罰金を課したようですよ。本来であれば、家畜として

カゴにいれておくべきところを、放してしまって、交通混乱を招いた罪で。

JinK:  ニワトリを責めることはできないと思うけどな。単に向こう側に渡りたかっただけだろう。

Bishop:  それはいいですね。JinKさん。最も大切なアメリカのジョークをマスターしましたね。

JinK:  えっ、それって、面白いの。なるほどね、これがアメリカンジョークか。勉強になったよ。

ファクト#4 アメリカの青信号は短く、赤点滅は、歩行者が安全に渡りきれるよう十分に長く設計されている

by Bishop & JinK.

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