ファクト#3 一芸?多芸?

blog #3-2

JinK:  ビショップさん、小6の娘が、最近、サックスを習い始めたんだよね。

Bishop:  それは、いいですね。

JinK:  娘が通うアメリカの小学校って、バンドとコーラスとオーケストラ

の授業があって、好きな授業を選べるんだよ。娘はバンドを選んで、

トランペット、テナーサックス、アルトサックス、クラリネット、

トロンボーン、チューバからアルトサックスを選択。

Bishop:  楽器ですか、懐かしいですね。

JinK:  そうそう、会社の同僚にこの話をしたら、アメリカ人って、楽器

習ってた人多いんだよね。バレエやっていた人もいるし、習い事いろいろだよね。

Bishop:  アメリカは、ルネサンスマンであることが、評価されますからね。

JinK:  何、そのルネサンスマンって。スパイダーマンの親戚?

Bishop:  いやいや、何でもできるひとのことを言うんですよ。

芸術とか、科学とかいろいろと知っていて、乗馬やフットボールとか

いくつもスポーツもこなして、いくつもの楽器を演奏できて、グルメで、

仕事ができてみたいな。そういう人が理想ですね。

JinK:  スーパーマンってことか?

Bishop:  んー、スーパーマンが、楽器が弾けるかはみたことないですが。。。

どちらと言えば、ダヴィンチみたいな人ですね。多芸であることが評価されるんですよ。

JinK:  ふーん、日本は、違うね。どちらと言えば、一芸に秀でることを重視するよね。

いろいろやって、中途半端になることを嫌うから。「虻蜂とらず」という

ことわざもあるしね。あれもこれも欲張って、やっているとどれもモノ

にならないとうことの例えなんだけど。

Bishop: でも、いろいろやれた方が楽しいじゃないですか?日本人に、

趣味を聞くと、だいたい一つですよね。でも、アメリカ人だと

いろいろ出てきますよ。

JinK:  確かにそうかもね。アメリカは、小学校のときから、スポーツと楽器と勉強と、

どれも何かやることが大事そうだよね。やると楽しいし。娘もサックスを

演奏するの楽しそうだよ。最初は、音がでずに、落ち込んでいたけど、

この間、バンドコンサートがあったんだよ。習い始めてから4ヶ月で無理だと

思っていたら、先生に、君ならできると言われて、ドキドキで、コンサートに

チャレンジしたんだ。親の心配を他所に、楽しそうに吹いてたよ。

やっぱり、観客がいるとモチベーションあがるよね。今は、バンドの授業が

一番楽しいって言っている。

日本だと、型から入って、厳しい鍛錬をしながら熟達していく、

守破離のアプローチだからね。道を究める修行僧みたいなストイックな感じで、

僕は好きだけど、大変だよね。

Bishop:  何ですか?その守破離って?

JinK:  日本は、師弟関係を重視していて、まずは、師匠の型を「守る」ことから

修行を始める。型をマスターしたら、自分に合ったより良いと思われる型を

つくることで既存の型を「破る」。最終的には、型から「離れて」、自由自在

にできるようになる。そのことを守破離というんだよ。

日本の茶道、武道、歌舞伎等で技を習得していくときに大切にしている

プロセスなんだ。

Bishop:  難しそうですね。「はい、先生!」というのは見たことありますよ。

でも、いろいろ試して、好きなものにのめり込んでやったほうがいいじゃないですか?

JinK:  そうだね。アメリカのいいところは、習い事のハードルが低いことだね。

何でも試せるプログラムが整っている感じがする。日本の場合は、一芸に秀でる

ことは多芸に通じるといって、一芸に秀でることが、まずは大切。一芸に秀でれば、

その過程で、多くのことを学ぶし、それが結果的には多芸に通じていくと

いう風に思っているよね。これは、アプローチの違いで、個人的には、

アメリカのいいところと日本のいいところを組み合わせたやり方が

いいんじゃないかなと思う。

Bishop:  確かにそうですね。そういえば、この前京都に住むアメリカ人の

茶道の宗匠についてのドキュメンタリーを見たんですよ。彼は元々武術を

学びに来日したんですが、学んでいるうちに茶道に夢中になって、

宗匠になるために専念し始めたんです。今日は、自分のお茶の教室を

やっていて、同じ建物で若者がカジュアルにお茶を楽しめる「茶道カフェ」

もやっているんです。

やっぱり、何かに専念すると、他の道も見えてくるもんですね。

ところで、 JinKさんは、楽器は弾けるんですか?

JinK:  あれ、ビショップさんは。。。?

Bishop:  いやいや...

JinK:  ビショップさん、急に日本人ぽっくなって。じゃあ、アメリカと日本の

ハイブリッド型アプローチで、一緒にルネサンスパーソンになるか!

ファクト#3 アメリカでは多芸に通じることを、日本では一芸に秀でることを重視する

Bishop & JinK.

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